独自にコントロールのオプションを作成する
コントロールを設定するオプションがお使いのユーザにマッチしないのであれば、独自にコントロールのオプションを定義してみてください。独自のオプションを作成する手順は次のとおりです:
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/usr/share/themes の下に、コントロールのオプションを格納するためのフォルダを作成するが、その際は他のオプションが採用しているフォルダ階層と同じにする; 例えば、SmallPrint というオプションを定義する際は次のようなフォルダを作成する:
- /usr/share/themes/SmallPrint
- /usr/share/themes/SmallPrint/gtk-2.0
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システム規模のテーマからユーザの要求を満たす設定に最も近い gtkrc ファイルを探し、新しいオプションをインストールする gtk-2.0 フォルダにコピーする
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gtkrc ファイルをテキスト・エディタの中に開いて、必要の応じコントロールを意味する GUI インタフェースの属性を編集する
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もし新しいオプションに画像を含めたいのであれば、その画像を新しいオプションをインストールする pixmaps フォルダにコピーしておく (別のオプションが持つ画像を利用するような場合は画像のコピーを作成せずに、その画像へのリファレンスが gtkrc ファイルの pixmap_path エントリで定義されているか確認すること)
これでユーザは新しいコントロールのオプションを選択できるようになりました。
gtkrc ファイルについて詳細は「http://developer.gnome.org/doc/API/2.0/gtk/index.html」(日本語版) をご覧ください。