値を指定する

任意の設定キーに対して変更不可の値またはデフォルトの値を指定することができるようになっています。 このような変更不可の設定値またはデフォルトの設定値をユーザ毎に変更する前に、まず GConf デーモンがユーザ毎に起動していないことを確認してください。また、ユーザの設定値を変更する前にすべてのユーザがログアウトしていることを確認しておいてください。

任意の設定キーに対して、変更不可の値やデフォルトの値を指定する際に使用する gconftool-2 コマンドの書式は次のとおりです:

gconftool-2 --direct \
  --config-source 設定ソース \
  --type  \
  --set 設定キー value

例えば、強制的に HTTP プロキシのホストを wwwproxy.xyz.com にする場合は次のようなコマンドになります:

gconftool-2 --direct \
  --config-source xml:readwrite:/etc/gconf/gconf.xml.mandatory \
  --type string \
  --set /system/http_proxy/host wwwproxy.xyz.com

一般ユーザはこの設定値を変更することはできません。

さらに gconftool-2 コマンドを使ってデフォルトの設定値を指定できます。例えば、デフォルトのワークスペースの数を5個にする場合は次のようなコマンドになります:

gconftool-2 --direct \
  --config-source xml:readwrite:/etc/gconf/gconf.xml.defaults \
  --type int \
  --set /apps/metacity/general/num_workspaces 5

一般ユーザはこの設定値を上書きして変更できます。

変更不可の値またはデフォルトの値を変更する前に、まずすべてのユーザがログアウトしていることを確認しておいてください。