モードラインプラグイン
モードラインプラグインを使えば、ドキュメントごとの設定を保存できます。モードラインとは gedit がそのドキュメントを判別するためのテキストの先頭もしくは終端行を意味します。
モードラインを使えば、設定ダイアログで設定できる項目を上書きすることができます。
モードラインでは以下の項目を設定できます。
- タブの幅
- インデントの幅
- タブ文字の代わりに半角空白を使うかどうか
- テキストの折り返し
- 右マージン幅
モードラインプラグインでは、Emacs、Kate、Vim などのテキストエディタでも使われているモードラインをサポートしています。
- 10.8.1. Emacs モードライン
- 10.8.2. Kate モードライン
- 10.8.3. Vim モードライン
10.8.1. Emacs モードライン
Emacs モードラインでは、ドキュメントの先頭二行を使って判別します。
Emacs ではタブの幅 (tab-width)、インデントの幅 (indent-offset)、インデント文字の種類 (indent-tabs-mode)、自動テキストの折り返し (autowrap)オプションなどをサポートしています。詳しいことは GNU Emacs マニュアルを参照してください。
10.8.2. Kate モードライン
Kate モードラインでは、ドキュメントの先頭と終端の十行を使って判別します。
Kate ではタブの幅 (tab-width)、インデントの幅 (indent-width)、空白文字によるインデント (space-indent)、単語の折り返し (word-wrap)、折り返し幅 (word-wrap-column)オプションなどをサポートしています。詳しいことは Kate のウェブサイトを参照してください。
10.8.3. Vim モードライン
Vim モードラインでは、ドキュメントの先頭と終端の三行を使って判別します。
Vim ではタブ文字の種類 (expandtab)、タブの幅 (tabstop)、インデントの幅 (shiftwidth)、テキストの折り返し (wrap)、折り返し幅 (textwidth)オプションなどをサポートしています。詳しいことは Vim のウェブサイトを参照してください。