設定
設定ウインドウで以下のことを設定できます:
- デバイスプロファイル
- ガンマ、輝度、コントラスト。
- 4.1. 基本設定
- 4.2. 詳細設定
- 4.3. プロファイルビューワ
- 4.4. キャリブレーションとプロファイリング
4.1. 基本設定
デバイス用のプロファイルを置き換えるには。
- デバイスの選択
- カラープロファイルのドロップダウンボックスの一覧から必要なプロファイルを選択し
必要なプロファイルがリストに無い場合は
- "他のプロファイル..."を選択
- 表示されたGNOMEの「ファイルを開く」ダイアログでICCプロファイルのファイルを見つける
- ダイアログで「開く」ボタンを押す
プロファイルが無効な場合、デバイス用に選択されたプロファイルでは置き換えません。メッセージが表示されます。
JPEG や RAW ファイルをメインウインドウにドラッグすることもできます。これによって自動的に仮想デバイスプロファイルが作成され、プロファイルを割り当てることができます。
4.2. 詳細設定
キャリブレートされたデバイスや生成されたプロファイルを調節することが出来ます。
微調整のオプションは、GConfで有効に設定した場合に利用可能です (
)。CRTモニタは2.4 - 2.5程度のネイティブガンマで、LCDモニタは通常同じ値をエミュレートします。
従来、LinuxとMS Windowsオペーレーティングシステムは1/2.2を画像エンコーディングに用い、画像やビデオカードのLUTにはいかなるガンマ調整も適用しません。従って、全体のガンマは1.1程度が用いられると想定されます(一般の住宅環境での薄暗い視覚条件では使いやすい)。
Appleは1/1.8に近いガンマを画像のエンコーディングに用い、印刷デバイスのネイティブガンマに本来は一致します(従って、モニタに画像を表示する前に1/1.45のガンマ調整を内部的に適用し、画像が正しく表示されます)。
それにも関わらず、OS X(v10.6 Snow Leopard)からはデフォルトの画像にエンコーディングされるガンマは1/2.2になり、コンシューマ向け画像業界の要請に合致するようになりました。
GNOME Color Managerでガンマの微調整をする前に、モニタのネイティブガンマがいくつなのか、ディスプレイのガンマをいくつにしたいのかを知り、自分で計算することになります。
4.4. キャリブレーションとプロファイリング
GNOME Color Managerはサポートされる測色計でICCプロファイルを生成出来ます。


ディスプレイのキャリブレーションとプロファイルをする際には、測色計を違うモードで操作するように変更しなければならないはずです。モードを変更するには画面から機材を外さないとならないかもしれません。いずれかの設定を変更した後は、確実に画面から機材を外します。
VGAあるいはDVI接続のディスプレイをキャリブレーション・プロファイルする時は、デバイスの種類が不明なことがしばしばあります。正確に答えることで、GNOME Color Managerが、キャリブレート・プロファイルしようとしているデバイスのより良いプロファイルを生成出来る可能性があります。
プリンタのプロファイルをする際には、写真店や写真を処理する代理店に送る画像を生成することも出来ます。プロファイルの詳細が保存され、色校正を受け取る際に正しいプロファイルの結果を選ぶ必要があるでしょう。