ファイルの追加およびフォルダの追加ダイアログは、以下のオプションを提供します:
- 新しい場合にのみ追加する
-
指定されたファイルが書庫に含まれていない場合か指定されたファイルの古い版が書庫に含まれている場合にのみ、書庫に指定されたファイルを追加するには、このオプションを選択してください。書庫マネージャは、ファイルが最も最近のものであるか決定するのに変更日時を利用します。書庫内のファイルが最も最近の版である場合、書庫マネージャは書庫に指定されたファイルを追加しません。
このオプションを選択しない場合、書庫マネージャは指定されたファイルを書庫に追加して以前の書庫の内容を上書きします。
助言
書庫マネージャを利用してバックアップを作成する場合、新しい場合にのみ追加するというオプションは非常に便利です。例えば、backup.tar.gzという書庫が1週間前のホームフォルダのバックアップを含んでいるとします。書庫が現在のホームフォルダのバックアップを含むように更新するには、以下の手順を実行してください:
-
書庫マネージャでbackup.tar.gzという書庫を開いてください。
-
を選択してください。するとフォルダの追加ダイアログが表示されます。
-
ホームフォルダを選択してください。
-
新しい場合にのみ追加するというオプションを選択してください。
-
追加をクリックしてください。
書庫マネージャは自動的に1週間の間に作成したすべてのファイルを追加し、1週間の間に変更したすべてのファイルを更新します。しかしながら、書庫マネージャは1週間の間に削除したファイルを書庫から削除しません。この書庫の更新作業は、ホームフォルダのフルバックアップを行うよりはるかに高速です。
以下のオプションは、フォルダの追加ダイアログのみで有効であり、特定の条件を満たすすべてのファイルを自動的に選択し追加することが可能です。
- 対象とするファイル
-
指定されたパターンに一致する名前のファイルを対象とするには、このテキストボックスにファイル名のパターンを入力してください。ファイル名のパターンに関する詳細は、セクション 3.1 - ファイル名のパターンを参照してください。
- 除外するファイル
-
指定されたパターンに一致する名前のファイルを除外するには、このテキストボックスにファイル名のパターンを入力してください。ファイル名のパターンに関する詳細は、セクション 3.1 - ファイル名のパターンを参照してください。
- 除外するフォルダ
-
指定されたパターンに一致する名前のフォルダを除外するには、このテキストボックスにファイル名のパターンを入力してください。ファイル名のパターンに関する詳細は、セクション 3.1 - ファイル名のパターンを参照してください。
- サブフォルダも含める
-
現在のフォルダとサブフォルダから指定されたパターンに一致するすべてのファイルを追加するには、このオプションを選択してください。
サブフォルダ名ではなく、ファイル名が指定されたパターンに一致する必要があります。
このオプションを指定しない場合、書庫マネージャは現在のフォルダのみから一致したファイルを追加します。
- フォルダがシンボリックリンクの場合は除く
-
シンボリックリンクであるフォルダからのファイルを省くには、このオプションを選択してください。シンボリックリンクは、他のフォルダへのポインタまたはショートカットです。
このオプションを指定しない場合、書庫マネージャはシンボリックリンクであるフォルダから一致したファイルを追加します。
- オプションの保存
-
拡張追加オプションの現在の選択状態をファイルに保存するには、このボタンをクリックしてください。オプションの保存ダイアログが表示されます。オプション名テキストボックスに説明的なファイル名を入力して保存をクリックしてください。
- オプションの読み込み
-
以前に保存した拡張追加オプションの選択状態を読み込んだり削除したりするには、このボタンを押してください。オプションの読み込みダイアログが表示されます。
-
オプションの組み合わせを読み込むには、リストボックスのオプションファイルを選択し、適用をクリックしてください。
-
オプションの組み合わせを削除するには、リストボックスのオプションファイルを選択し、削除をクリックしてください。オプションの読み込みダイアログを閉じるには閉じるをクリックしてください。
- オプションのクリア
-
拡張追加オプションの現在の選択状態をリセットして既定の選択状態にするには、このボタンをクリックしてください。
情報
著作権
- 著作権 © 2009 Paul Cutler
- 著作権 © 2006、2008 Paolo Bacchilega
- 著作権 © 2003、2004 サン・マイクロシステムズ
- 著作権 © 2003 Paolo Bacchilega
- 著作権 © 2002 Alexander Kirillov
- 著作権 © 2010 Yasumichi Akahoshi (yasumichi@vinelinux.org)
利用条件または商標
このドキュメントをフリーソフトウェア財団発行の GNU フリー文書利用許諾契約書 (バージョン 1.1 かそれ以降から一つを選択) が定める条件の下で複製、頒布、あるいは改変することを許可する。変更不可部分、表カバーテキスト、裏カバーテキストは存在しない。この利用許諾契約書の複製物はこのリンク、またはこの文書と共に配布されている COPYING-DOCS というファイルに中に記載されている。
本ドキュメントは GFDL の下で配布されているその他の GNOME マニュアル集の一部である。これらのマニュアルとは別に本ドキュメントを別個に配布する場合は、GFDL のセクション6で説明しているように、そのマニュアル集に対するライセンスの複製を添付することで実現できる。
製品やサービスを区別するために企業によって利用されている名称の多 くは商標です。これらの名称がGNOMEドキュメンテーションに現れた場合で、GNOMEドキュメンテーションプロジェクトのメンバーが商標と認識している場合、これらの名前は大文字あるいは頭文字を大文字で記述しています。
DOCUMENT AND MODIFIED VERSIONS OF THE DOCUMENT ARE PROVIDED UNDER THE TERMS OF THE GNU FREE DOCUMENTATION LICENSE WITH THE FURTHER UNDERSTANDING THAT:
-
DOCUMENT IS PROVIDED ON AN "AS IS" BASIS, WITHOUT WARRANTY OF ANY KIND, EITHER EXPRESSED OR IMPLIED, INCLUDING, WITHOUT LIMITATION, WARRANTIES THAT THE DOCUMENT OR MODIFIED VERSION OF THE DOCUMENT IS FREE OF DEFECTS MERCHANTABLE, FIT FOR A PARTICULAR PURPOSE OR NON-INFRINGING. THE ENTIRE RISK AS TO THE QUALITY, ACCURACY, AND PERFORMANCE OF THE DOCUMENT OR MODIFIED VERSION OF THE DOCUMENT IS WITH YOU. SHOULD ANY DOCUMENT OR MODIFIED VERSION PROVE DEFECTIVE IN ANY RESPECT, YOU (NOT THE INITIAL WRITER, AUTHOR OR ANY CONTRIBUTOR) ASSUME THE COST OF ANY NECESSARY SERVICING, REPAIR OR CORRECTION. THIS DISCLAIMER OF WARRANTY CONSTITUTES AN ESSENTIAL PART OF THIS LICENSE. NO USE OF ANY DOCUMENT OR MODIFIED VERSION OF THE DOCUMENT IS AUTHORIZED HEREUNDER EXCEPT UNDER THIS DISCLAIMER; AND
-
UNDER NO CIRCUMSTANCES AND UNDER NO LEGAL THEORY, WHETHER IN TORT (INCLUDING NEGLIGENCE), CONTRACT, OR OTHERWISE, SHALL THE AUTHOR, INITIAL WRITER, ANY CONTRIBUTOR, OR ANY DISTRIBUTOR OF THE DOCUMENT OR MODIFIED VERSION OF THE DOCUMENT, OR ANY SUPPLIER OF ANY OF SUCH PARTIES, BE LIABLE TO ANY PERSON FOR ANY DIRECT, INDIRECT, SPECIAL, INCIDENTAL, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES OF ANY CHARACTER INCLUDING, WITHOUT LIMITATION, DAMAGES FOR LOSS OF GOODWILL, WORK STOPPAGE, COMPUTER FAILURE OR MALFUNCTION, OR ANY AND ALL OTHER DAMAGES OR LOSSES ARISING OUT OF OR RELATING TO USE OF THE DOCUMENT AND MODIFIED VERSIONS OF THE DOCUMENT, EVEN IF SUCH PARTY SHALL HAVE BEEN INFORMED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGES.